トーキングヘッズのリズム隊、ティナ・ウェイマス(B)、クリス・フランツ(Ds)夫妻によるバンド内サイドプロジェクトとしてスタート。
トーキング・ヘッズの4thアルバム”リメイン・イン・ライト”(1980年)制作前後、
クリス・フランツは
妻のティナ・ウェイマスをボーカルにしたプロジェクトを始めたい!
というアイディアを温めていました。
バンド名は、トーキング・ヘッズがレコーディングで使用していた、バハマのコンパスポイント・スタジオに隣接するミキシング施設”トムトムクラブ”に由来するそうです。
ラップという言葉を初めて聞いた
初めてラップという単語を耳にしたのが、81年のNHKの土曜日の7時のニュースの後の
情報番組だったと記憶しています。
ブロンディの「ラプチャー」が先だったか?
このトム・トム・クラブの「おしゃべり魔女」が先だったか?
もとは擬音語で、トントン、コツコツ、といった物音を意味する。心霊現象のひとつであるラップ現象(ラップ音)はこの意味である。
俗語としてはさまざまな意味に転じたが、黒人英語では「おしゃべり」や「会話」という意味であり、そこから「しゃべるような歌」という意味に広がった。
ラップ ウィキペディア(Wikipedia)より
本家よりも思入れが強いアルバム
79年頃、私はディスコ音楽が好きで、Lips ink のFunky Townが大好きでした。
それもあって、Tom Tom Clubのシングルおしゃべり魔女”Wordy Rappinghood”を聴いた時、一発で好きになりました。
81年、トーキングヘッズはリメイン・ザ・ライト発表し、高い評価を受けており、
私はBorn Under Punches (The Heat Goes on)のシングル買って、この狂おしいリズムに衝撃を受けていました。更にエイドリアン・ブリューのギターらしくないギターソロに打ちのめされ、自分が目指す方向性はこれだと確信しました。
しかし、本家トーキングヘッズよりも、Tom Tom Clubをずっと愛聴してきました。
その理由は、肩に力が入らず、楽しめるからです。
力が抜けていて楽しそう
Tom Tom Clubというサイドプロジェクトがトーキング・ヘッズの本家のような緊張感や緻密さは無いかもしれませんが、ハバマのナッソーで録音された、楽しい雰囲気は、40年経っても、普遍的な楽しさを伝えてくれます。
おしゃべり魔女のA Ram Sam Samのコーラスパートがティナの姉妹が参加していると記事で読んだ記憶があります。アットホームなプロジェクトですが、後にヒップホップのトラックに数多くサンプリングされて馴染みが深いものなっています。
悪魔のラブ・ソング(Genius of Love)
この曲の歌詞を深く考えたことが無かったのですが、
I’m in heaven
With my boyfriend, my laughing boyfriend
There’s no beginning and there is no end
Time isn’t present in that dimension
Genius Of Love/Tom Tom Club
始まりもないし、終わりもないし
ここでは、時間なんて存在しない。
The Beatlesの「Tomorrow never knows」の歌詞を思い出しました。
歌詞の和訳をいろいろ読んでみたのですが、ふわふわとした雲の上を歩くような歌詞なんですね!
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